自転車・ルール
自転車は、道路交通法上は、「軽車両」となっています。
違反をすると罰則を科せられる場合があります。
一部をご紹介します。
一方通行の標識のある道路は自転車は通行できないの?
自転車に乗っていて、一方通行の標識を意識している人は少ないかもしれません。
しかし、自転車は【軽車両】です。道路標識に従って走行しなければいけないのです。道路標識は、むやみに設置されているのではありません。
事故を防止するため、道路状況などを考慮して設置されています。
【上記の写真は一方通行と自転車標識の一例です】
◆一方通行の標識は自転車に適用される
道路交通法上で自転車『軽車両』扱いになりますので、交通ルールは自動車
と同じという事になります。歩道通行可の標識がある場所や年齢によって例
外もありますが、基本的には車道を通らなくてはなりません。
車道を通るときは車道の左端に寄って走らなくてはなりませんし、路側帯が
ある場所も同様です。さらには一方通行においても、当然ながら、その方向
に従う必要が自転車にもあります。
車道の左端を通ることが義務付けられているわけですから、一方通行の方向
を逆走すれば、道路の右端を走っている事になるので違反になります。
【これは数年前の事例です。】
⇩ ⇩ 警視庁の資料より
車道は左側を通行 歩道は歩行者優先で、
車道寄りを徐行
道路(車道)の中央から左の部分を通行 自転車は、歩道の中央から車道寄りの
しなければなりません。 部分を徐行しなければならず、歩行者の
通行を妨げるときは、一時停止しなけれ
ばなりません。
スマホ使用運転 イヤホーン等使用運転
自転車を運転しながらスマホを手で持っ イヤホーン等を使用して音楽を聴く
て通話したり、メール等をしてはいけま など、運転上必要な周りの音や声が
せん。 聞こえない状態で自転車を運転しては
いけません。
二人乗り運転禁止 並進走行禁止
自転車には、運転者以外の者を乗車させ 他の自転車並んで通行することはで
てはいけません。 来ません。
◆ただし、子供を自転車に同乗させるときは乗せ方ルールを守りましょう。
信号無視禁止 夜間はライトを点灯
対面する信号機に必ず従わなければ 夜間は必ず前照灯をつけましょう。
なりません。
一時停止 飲酒運転禁止
一時停止標識がある場所では、必ず 酒気を帯びて自転車を運転しては
止まって安全確認をしましょう。 いけません。
しゃ断踏切立ち入り 傘差し運転
踏切の遮断機が閉じようとしたり、 傘を差す、物を持つなどの行為で
警報機が警報している間は、踏切に 視野を妨げたり、安定を失うような
入ってはいけません。 方法で自転車を運転してはいけませ
ん。